スラッジとは、人間に例えれば心臓部の血管に詰まった コレステロールのようなものなのです!
エンジンオイルには、エンジン内部の回転部、摺動部に流れ、なめらかに動き、加熱しないようにする大切な役目があります。
そのためには、きれいなオイルがスムーズにながれることが必要です。
エンジン内部にはこれまでのオイル交換では除去できないスラッジやカーボンなどの汚れが付着しています。
オイルの流れが悪くなると、走りがわるくなり、燃費や馬力も落ち、ますますエンジンに負担を掛け、寿命も短くなります。
ビルシュタインR-2000 スラッジクリーンシステムはそんな問題を解決します!
下記に当てはまるお車は全て対象車と言えます。
1. 摩耗成分の低減
エンジン内は種々の金属が摩耗部に使われていますが、フラッシングを行うことで、次のように低減しました。
金属 | Cu | Fe | Cr | Pb | Al | Si | Na | Mo | Sn | NO3 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
平均低減率 | 52% | 40% | 10% | 58% | 40% | 25% | 54% | 19% | 23% | 10% |
テスト:Shephard Labs (Los Angels, CA)
2. エンジン性能の改善
エンジンの摩擦が低減したことにより、下記の性能が改善しました。
燃 費 | 2.1% 改善 |
---|---|
馬 力 | 1.7% 改善 |
トルク | 1.0% 改善 |
テスト:Superior Automotive研究所 (Anaheim, CA)
3. 有害排ガスの低減
エンジンの効率が改善されることにより、有害排ガスを低減しました。
有害排ガス | HC | CO | NOx | CO2 | 黒煙 |
---|---|---|---|---|---|
平均低減率 | 11.8% | 13.9% | 2.0% | 1.8% | 8.8% |
テスト:California Enviromental Engineering (Santa Ana, CA)
※ディーゼルエンジンは黒煙を測定
スラッジクリーンシステム本体のタンク(ガソリン、ディーゼル別)内で42℃に加熱した洗浄薬剤をエンジンのオイルフィルターポートより脈動させながら圧送します。
洗浄薬剤はオイルの流れるラインのスミズミまで行き渡り、汚れを分解・除去しながらオイルパンへ落ちて行きます。
オイルパンに落ちたスラッジや汚れを含んだ洗浄薬剤をドレンよりバキュームし、3μ(ミクロン)フィルター(一台に1本使用)で濾過後、タンクへ戻します。
またエンジンを停止させながら洗浄を行なうため、せっかく落としたスラッジや汚れをエンジンのオイルポンプが再度吸い込み、オイルパン内のストレーナーの目詰まりを起こすことがありません。スラッジクリーンシステムは、ストレーナーの汚れも取り除くために洗浄薬剤を逆流させる逆洗方式を採用しています。
洗浄プロセス ※下図参照
※プログラムによっては4回までフラッシュを行なうマシンもあります。その場合、各フ ラッシュの時間が半分になります。
作業工程および洗浄時間
※作業時間は通常のオイル交換作業+約20分です。
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